まずは天気図です。台風10号は大陸方面に進み、午前3時に温帯低気圧に変わっています。中心気圧は9時時点で990hPaで、日本海側は等圧線の間隔が狭くなっています。低気圧は午後には閉塞過程に入り、温暖前線が北海道にのびています。また寒冷前線が東進していて、次第に九州に近づいてきています。
9時 21時
気象衛星画像・水蒸気画像を見ると、低気圧の前面にも乾燥空気が入り、低気圧が発達のピークを過ぎていることがわかります。また日本付近は晴れているところが多いものの、高気圧の縁辺流の影響で太平洋側には積乱雲も見られます。
赤外画像 可視画像 水蒸気画像
この日は、台風10号が間接的にもたらした暖気の影響で厳しい残暑に。通年1位更新は1地点もありませんでしたが、9月1位の極値更新がたくさんありました。





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