2020年9月2日(水)の天気【台風9号最接近・九州北部記録的暴風】

まずは天気図からです。ぱっと見ると、台風による暴風大雨などの被害、また日本海側での異常高温が心配される気圧配置です。台風9号が東シナ海を北上しています。勢力は落としながらですが、それでも21時時点で中心気圧は950hPaです。ちなみに21時時点では台風の北側に停滞前線が解析されています。

気象衛星画像を見ると、台風の眼は次第に不明瞭になっていますが、本体付近には厚い雲域がまとまっています。また、台風から離れた地域、四国〜関東の太平洋側にも積乱雲がかかっています。台風による暖湿気の流入を感じます。

雨雲レーダーの様子を見ると、台風9号本体の雨雲がかかる前から暖湿気移流が強まり、九州南部や四国、紀伊半島などで雨脚が強まっているのが分かります。

この日は九州や四国を中心に暴風が吹きました。特に台風中心に近かった長崎県や佐賀県の地点を中心に風速の通年1位の値が更新されています。長崎県対馬市美津島では夜遅くに最大風速30.1m/s、最大瞬間風速42.7m/sを観測しています。

風速・通年1位更新状況

また、台風の北上に伴い、暖気移流がより一層強まりました。特に南風が山越えとなる日本海側の地域で平年値より高くなっていて、山陰や北陸を中心に猛暑日になりました。最高気温・最低気温ともに高い順の9月1位が多数の地点で更新されています。

最高気温・9月1位(9月2日)
最低気温・9月1位(9月2日)

雨は南東〜南向き斜面で多く降っていて、宮崎県内の2地点で1時間降水量60ミリ以上を観測しています。

1時間降水量ランキング(9月2日)

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