2020年8月5日(水)の天気【北海道・梅雨前線停滞?】

まずは地上天気図からみていきます。台風4号が黄海付近を北上していて、午後には進行方向を北東に転向させています。そして、その北にあるのは、停滞前線。

今年は立秋が8月7日ですが、その前ということで、梅雨前線という表現をしてもいいのではないかと思います。北海道は毎年梅雨らしい天候が出現するとは限らないため、気象庁は梅雨入り・明けの発表はしないことにしていますが、全く影響を受けない訳ではない、ということです。

気象衛星をみると、概ね前線位相に対応して大陸から日本海、北海道に厚い雲域がかかっています。台風4号は対称性が崩れてきている印象。

500hPa面の天気図。①太平洋高気圧の勢力目安5880m等高度線は日本海から東北北部、津軽海峡付近にかかる。②中国東北区に低圧部があり、北海道や東北には正渦度が移流。③西東日本は負渦度。好天になりそう。

続いて大気下層の暖湿気の流れ込みの予想(850hPa面、上空約1500m)をみます。北海道339K以上の暖湿気が流入。21時には342K以上も。21時の予想を見ると、西北西風と西南西風の収束も道東に見られる感じ。

FXJP854(初期時刻4日21時)

この日は、沖縄奄美から東日本にかけて晴れて厳しい暑さ、北海道は大雨になりました。

紋別では1時間に39.5mm(6:39)を観測し観測史上1位の記録を更新。道北中心に日降水量50~100mmの地点がありました。

8月極値更新状況

西・東日本や東北南部で35度以上の猛暑日に。猛暑日の地点数は前日の34から67になりほぼ倍増。北海道も石狩や釧路・根室・十勝地方を中心に真夏日地点がありました。

日最高気温ランキング(8月5日)

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ABOUT US

加藤 直樹気象予報士・防災士
気象予報士・防災士・国内旅行業務取扱管理者。京都大学農学部森林科学科卒。大学在学中に気象予報士試験に合格。気象解説業務に就く社会人2年目。