2020年7月27日(月)の天気【梅雨末期大雨続く・東北北陸も大雨に】

まずは天気図です。

①まず第一に梅雨前線が押し上げられていることが分かります。日本海、東北地方を通り日本の東にのびるように。②前線南側の等圧線の間隔ですが、高気圧が西への張り出しを強めているため?若干狭くなりつつあります。前線近傍、日本海への暖湿気移流が強いのではないかと読み取れます。③オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の存在が明瞭、上空の偏西風も蛇行してるんだろうなあという感じ。

気象衛星、赤外・可視画像では前線付近の雲域が広く本州付近を覆っています。活発な積乱雲が日本海にも見てとれます。水蒸気衛生画像では大陸での暗域が明瞭。

続いて、上空約5500m(500hPa面)の天気図で、大気の骨格、偏西風の流れなどを見ます。

①太平洋高気圧が日本付近への張り出しを強めています。5880mの等高度線は西・東日本に到達。②5760m付近での偏西風の蛇行が顕著で、高圧部が切離気味。③2つの高圧部に挟まれるようにして、日本付近は寒冷渦崩れのトラフが日本海を東進中。④朝鮮半島付近や華中にもトラフがあります。

続いて、大気下層(上空約1500m付近、850hPa面)の暖湿気の流れ込みの予想です。

FXJP854(初期時刻26日21時)

対馬海峡を通り抜けるような形で、日本海にも345K以上の暖湿気が流れ込む予想。前線南側では西風が吹く予想で、東北や北陸には活発な雨雲が次々流れ込みそうで総雨量が多くなりそうな気配。また前線帯から少し離れてはいる西・東日本太平洋側の地域でも湿った風が吹き付けて降水が続きそう。

この日は西・東日本で局地的に大雨に。また北陸や東北でも雨が強まりました。

東北や道南では正渦度移流のタイミングで、未明〜明け方降水が活発化。その後夕方からも雨脚が強まりました。

東北北部の雨の振り返りです。午前の活発の雨雲が抜けた後、午後の部分的な雨の強まりはどう説明すれば良いんでしょう(12時ごろ)。梅雨前線の北側のようにも見えますが・・・。夜の強まりは翌28日にかけての前線の北上で説明がつくかなあという感じ。

雨の記録です。

1時間降水量に紫色の表示。静岡県菊川牧之原で81.0mm(23:46)の猛烈な雨を観測、7月の極値を更新しています。ここで驚いたのが菊川牧之原の通年の極値。11月に1時間110ミリ振ったことがあるんですね。

その他、24時間降水量は九州北部や伊豆半島で300ミリを超えた地点がありました。主に静岡県と長崎県の地点で7月の極値を更新しています。

降水量ランキング(7月27日)
降水量・通年の極値更新(7月27日)
降水量・7月の極値更新(7月27日)

また、引き続き沖縄が暑い。最高気温全国ランキングに与那国島の2地点がランクイン。

日最高気温ランキング(7月27日)

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