2020年7月22日(水)の天気【大暑・猛暑日2地点・関東不安定な空模様】

この日から、二十四節気の一つ「大暑」の頃。一年で最も暑い頃という意味です。今年はまだ(すでに梅雨明けした沖縄奄美は除いて)真夏の暑さはやってきていませんが・・。まずは地上の天気図からじっくり見ていきましょう。

①北海道に低気圧があり閉塞過程に入っています。21時には寒冷前線・温暖前線は解析されなくなりました。低気圧は北海道で動きが遅くなっています。②前線は波打つ形で、21時には球種北部と関東にキンク(低気圧なりかけの折れ曲がり)が解析されています。③高気圧の中心が沖縄付近にあり南西諸島を覆っています。暑そう。

続いて上空約5500m(500hPa面)の高層天気図。

①北日本の高度5820m付近にはトラフがあって東進中。正渦度移流域が南北に広がっています。水蒸気画像(12時)では対応する暗域が明瞭です。②朝鮮半島から日本海の5820mに正渦度極大域がのびてきています。③太平洋高気圧の勢力目安の5880m線が西日本にかかっています。21時には若干南下。

続いて大気下層・上空約1500m付近(850hPa面)の暖湿気の流れ込みの予想。

850hPa面の暖湿気の流れ込み予想・FXJP854(初期時刻21日21時)

ごちゃごちゃしてるなあというのが第一印象。梅雨前線のキンクに向かって、①九州北部や中四国(特に午後)、②東日本(居残る感じ)に345K以上の暖湿気が流れ込む予想。また、北海道の低気圧に向かっても336K以上の暖湿気が南西風で流れ込む予想でした。

この日は関東では断続的に激しい雷雨、西日本では午後から土砂降りになりました。

全国のレーダーの様子です。

暖湿気の流れ込みを可視化したような東日本・北日本の太平洋側にかかっていた雨雲は徐々に東の海上へ。北海道の雨の範囲もだんだん狭く。西日本には西から活発な雨雲が接近。夜には東海北陸でも雨に。

また、関東では850hPa面で南西風の暖湿気移流の場が続いていたということで、極値的に雷雲がわきやすい状態が続きました。

降水量の関する記録を見ます。1時間降水量、埼玉県秩父市上吉田では68.0mm(22:33)の非常に激しい雨を観測し通年の境地を更新しています。また岩手県一関市千厩(せんまや)では47.0mm(1:02)の激しい雨を観測し7月の極値を更新しています。積算雨量は中国地方と関東地方で80ミリ前後の地点がありました。

降水量・7月の極値更新状況(7月22日)

また雨雲がかからなかった西日本の太平洋側を中心に厳し暑さ。鹿児島市(最高気温35.5度、14:09)と、愛媛県御荘(みしょう)(最高気温35.0度、12:26)の2地点で猛暑日になりました。

また関東甲信・北陸地方には日照不足に関する気象情報が出ています。農作物の生育等に大きな影響がないといいのですが・・。ちなみに前日21日には東北・東海地方にも日照不足に関する情報が出されています。

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