2020年7月16日(木)の天気【沖縄奄美〜東日本気温上昇】

地上天気図から見ます。

梅雨前線は本州の南に停滞しています。21時では少し北上に西・東日本の太平洋沿岸に近づいています。9時には日本海に高気圧と低気圧が解析されていましたが、21時には解析されなくなり、日本付近はぬぼーんとした雰囲気に。上空の天気図を見なければなんとも言えませんねえ。

上空5500m付近(500hPa面)の高層天気図です。

北海道付近に動きの遅い寒冷渦があります。日本付近は広く正渦度移流の場。沿海州付近にリッジがあり、日本の西では逆位相気味です。

FXJP854

前線の南側には345K以上の暖湿気が流れ込む予想。また、9時時点では低気圧がある佐渡沖付近に330K以上が残る予想。低気圧性循環は東に進みながら不明瞭になる予想。

気象衛星(午前9時)をみると、梅雨前線の雲は南偏気味。北日本には中下層雲がかかっています。

続いて雨雲の様子。

九州南部や四国や紀伊半島、また午前を中心に東北南部にエコーが見られました。

続いて東北南部を詳しくみます。

昼過ぎごろまで活発な雨雲がかかりました。その後次第に雨の範囲は狭くなりましたが、新潟県や山形県の山沿い中心に雨が残りました。

続いて降水量の記録です。1時間雨量では、鹿児島県や沖縄県で激しい雨を観測ています。また、新潟県村上でも25.5mm(2:05)の強い雨を観測しています。そのほか、山形県村山市では12時間降水量72.0mm(5:50)、48時間降水量123.5mm(12:30)、72時間降水量123.5mm(24:00)を観測し7月の極値を更新しています。

降水量・7月の極値更新状況(7月16日)

また、沖縄地方では厳しい暑さが続いた一方で、九州より東の地域では気温が上がりきらないというか、平年より低い傾向が続いています。

沖縄県所野(与那国空港)では最高気温34.6度(14:23)、波照間では35.0度(14:10)を観測し7月の極値を更新しています。また、夜間も気温が下がりにくくなりました。沖縄県西表島では最低気温29.4度(5:47)を観測し通年の極値を更新しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

加藤 直樹気象予報士・防災士
気象予報士・防災士・国内旅行業務取扱管理者。京都大学農学部森林科学科卒。大学在学中に気象予報士試験に合格。気象解説業務に就く社会人2年目。