2020年7月1日(水)の天気【動きの遅い寒冷前線・東海中心に大雨】

まずは地上天気図をば。

日本海に閉塞過程に入って、のち前線から切り離される低気圧があります。また梅雨前線が南西諸島や東日本太平洋側を通っています。また、日本のはるか東に中心を持つ夏の太平洋高気圧が西への張り出しを強めています。このために寒冷前線の動きがトロめに。

上空5700m付近(500hPa面)の高層天気図を見てみると、トラフが東進中。日本海には切離低気圧も一つある感じ。日本付近は南西流の場。夏の高気圧の勢力の目安とされる5880mの等高度線をみると、西と北に張り出してる感じです。

FXJP854 初期時刻06301200UTC

こちらは、FXJP854という、大気下層の空気の湿り具合を予想した天気図です。東海付近では寒冷前線の動きが遅く、暖湿気の流れ込む場が持続してしまう予想だったことが分かります。

この日は沖縄奄美、東日本や東北を中心に雨が降り、東海地方を中心に大雨になりました。日降水量は静岡県天城山(あまぎさん)で245.5mm、神奈川県箱根で264.5mmでした。ただ天城山の7月の月間降水量平年値は462.2mm、箱根は383.6mmなので、7月一ヶ月分の雨量という表現はできませんね。

日降水量(7月1日)
通年の極値更新状況(7月1日)

7月の極値更新状況をみると、低気圧中心付近の雨雲がかかった岩手県で1時間降水量・3時間降水量の極値を更新した地点がありました。また、前日から雨が降り続いていた岐阜県中津川では12時間降水量・24時間降水量の7月極値を更新しています。

7月の極値更新状況(7月1日)

また、高気圧と低気圧の間の気圧の傾きが急なエリアでは風が強まりました。栃木県小山で日最大風速9.5m/s(14:30)など関東の3地点で風の7月の極値更新がありました。

風・7月の極値更新状況(7月1日)

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