2020年6月30日(火)の天気【西東日本で大雨・風も強まる】

まずは天気図です。

低気圧が朝鮮半島付近を東北東進、温暖前線が西日本から東日本を北上中。寒冷前線が西日本を東進中。低気圧自体は発達のピークを過ぎ、閉塞過程に入っています。また、夏の高気圧の張り出しにより日本付近では気圧の傾きが急になっています。

高層天気図もいくつか見ておきましょう。

AXFE578 202006300000UTC

500hPa面ではトラフが深まっていて、朝鮮半島付近に切離低気圧があります。この切離低気圧が地上の閉塞過程に入った低気圧に対応しています。また、5880mの高度線は日本の東で北に張り出しています。

FXJP854 初期時刻06291200UTC

こちらは、850hPa面の風・相当温位の予想図です。相当温位とは①気温の高低、②空気中の水蒸気量の2つを評価する指標です。値が大きいほど暖かく湿っていることをあらわします。低気圧の前面、温暖前線方面に向かって西東日本の太平洋側では強めの南西風が吹き、勢いよく暖湿気(大雨のもと)が流れ込む予想だったのがわかります。この日は静岡県など、西東日本の太平洋側を中心に大雨になりました。

降水量・6月の極値更新状況(6月30日)
降水量・6月の極値更新状況(6月30日)

静岡県などと書きましたが、長野県南部でも30日から7月1日にかけて、かなりの雨量になり、12時間降水量や24時間降水量などで6月の極値を更新しています。

長野県の地域区分(気象庁HPより)

ここで少し脱線して、長野県の地域区分を見ておきます(個人学習用)。一時細分区域が北部(短期予報での地点は長野)、中部(松本、軽井沢、諏訪)、南部(飯田)の3つです。市町村等をまとめた地域は北部に3つ(大北地域・長野地域・中野飯山地域)、中部に5つ(乗鞍上高地地域、松本地域、上田地域、諏訪地域、佐久地域)、南部に3つ(木曽地域、上伊那地域、下伊那地域)です。原則市町村単位とされている二次細分区域ですが、松本市が乗鞍上高地と松本の2つに分かれているのが注目点でしょうか。今回初めて知りました。

気象庁HP(気象警報・注意報や天気予報の発表区域)https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/saibun/

あともう一つ、沖縄県旧東では最高気温33.0度で6月の極値を更新しています。

気温・6月の極値更新状況(6月30日)

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