2020年6月27日(土)の天気【九州北部猛烈な雨・西東日本真夏日多数】

まずは天気図から見ていきます。

梅雨前線が中国大陸から西日本を通り、日本の東に伸びています。三陸沖には閉塞過程に入った低気圧があります。また日本海中部に低気圧がありますが上空500hPaの流れをみるとトラフに先行され(切離気味?)、動きが遅くなっています。

AXFE578 06271200UTC

また午前9時の時点で九州付近ではキンク(前線が折れ曲がっていて低気圧になりかけの場所)がありますが、午後9時には低気圧として解析されています。

FXJP854 初期時刻06261200UTC

850hPaの等相当温位図(12時間前時点から見た予想)をみると、九州より西で等相当温位線が非常に混み合っていて、相当温位345Kの暖湿気が九州北部から四国付近に突っ込む予想。風向きは南の太平洋高気圧からの南西の風と前線付近では西南西の風が予想されていて、上昇気流が強まりやすい場が見込まれていました。

この日、九州では午前を中心に雨脚が強まり(南部では午後も)、福岡県久留米では1時間降水量92.5mm(8:03)の猛烈な雨を観測、通年の観測史上1位の記録を更新しています。また、26日にも大雨となった長崎県佐世保では72時間降水量445.0mm(20:50)を観測し、こちらも通年の観測史上1位の記録を更新しています。そのほか、熊本県多良木(多良木)で日降水量200mmを超えるなど、降水量の6月として1位の値を更新した地点が複数ありました(以下の画像参照)。北日本も低気圧の影響で雨の降ったところが多くなっています。

6月の極値更新状況(6月27日)

また、上空には暖かい空気が流れ込んだため、日差しが届いた地域では気温がぐんと上がりました。西東日本では30度以上の真夏日地点が多くなっています。

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