2020年11月19日(木)の天気【異常高温・九州北海道大雨】

地上天気図です。停滞前線が北海道と東北の間らへんを通り東西にのびています。低気圧が大陸から日本海に進んできていますが、その東進にともなって低気圧前面への暖気移流が強まっている様子が伺えます。低気圧周辺では等圧線の間隔が狭くなっています。

気象衛星画像です。日本海側から低気圧や前線の雲が迫ってきていますが、西日本〜東北は晴れている割合が多くなっています。太平洋側では西日本を中心に雲がかかっています。九州には寒冷前線周辺の活発な雨雲が近づいています。

まずこの日はなんといっても異常高温。北海道の一部にまで暖気の影響が及び、山越えのフェーン現象も効いた日本海側を中心に11月としては記録的な暖かさ、通り越して暑さになりました。東北地方でも秋田県秋田市25.2度、山形県鶴岡市25.2度など(ともに11月1位)、夏日になったところがありました。統計期間が長い官署の観測地点でも多数11月1位を更新しており(青森、秋田、酒田、京都など)、滅多にない暑さになりました。

最高気温・11月1位更新状況(11月19日)
最高気温・11月1位更新状況(11月19日)
最高気温・11月1位更新状況(11月19日)
最低気温・11月1位更新状況(11月19日)

また、雨風も強まりました。風は西日本で11月1位の極値を更新した地点がありました。さらに雨については前線に向かって暖湿気が流れ込んだ北海道、寒冷前線が接近した九州で大雨になったところがありました。北海道では積算雨量が多くなって、日降水量が後志地方美国(びくに)では日降水量104mmミリを観測しています。また、長崎県長崎市では1時間降水量64.0mmの非常に激しい雨を観測し11月1位の極値を更新しています。

風速・11月1位更新状況(11月19日)
降水量・11月1位更新状況(11月19日)
降水量・11月1位更新状況(11月19日)
降水量・11月1位更新状況(11月19日)
降水量・11月1位更新状況(11月19日)

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ABOUT US

加藤 直樹気象予報士・防災士
気象予報士・防災士・国内旅行業務取扱管理者。京都大学農学部森林科学科卒。大学在学中に気象予報士試験に合格。気象解説業務に就く社会人2年目。